入学式と云えば新しい出会いとか新しい友達とか、そんなとこであろうか?


でも、登校している新1年生を見ても、ほぼ自分と同じ小学校に通っていた者ばかりだった。





「あー、やだやだ入学式なんてかったるくてやってらんなーい」





そうぼやきながら1人の少女が居た。


見た目、童顔どんぐり眼な瞳、そして決して肉付きの良くない体付き、


一言で言えば『お子様』である外見で無く中身もかなり子供っぽいのだがはこう見えて青学に通う中学一年生。





「良いではありませんか?新しい出会いに御友人と・・・


「それ2回目だよ、〜」


そしての隣にいる1人の少女は幼稚園、小学校から続く、大親友の、子供っぽいと比較すると、


言葉遣いも礼儀正しく、スタイルも良い。時に高校生見られることもあった。


何度も言うようだが2人共、列記とした中学生である。


























さすがは昔からのくされ縁というやつかクラスも一緒であった。


嬉しいには嬉しいがこれではの言う新しい出会いなどあるはずがない。

































































担任の先生が名簿順に名前を呼んでいる先ほど同様、見た事のある人物ばかりで窓の外をボーッと眺めていたのである。


気付けば机の上に1枚の空白の紙、訳も分からず、まえを見ると”自分のプロフィール”とあった。


頭の中が真っ白になり、大量の汗が出てきた。


この日に限って、ペンケースを家に忘れるとは・・・・


頼れる親友は『』が名字なので、1番前・・・。


残り5分を切ろうとしていた。


その瞬間だった





「これ、使っていいよ。消しゴムは上の方に付いているから」


「えっ?あなたは?」


「俺はもう終わったから。ほら、後3分で回収だって」


初めて見る男の子だった。つまり別の小学校から来たと云う事になる。


(それにしても変な髪形だなぁ・・・)





はそう思いながらペンを走らせた。
























































<あとがき>
手塚と大石の夢のはずなのに何故か
手塚がでてきてない(泣)

さんは大石用のヒロインです。
そしてさんは手塚用のヒロインです。
こういう夢ってありでしょうか?
長編モノです。