査問会の終わった後、久しぶりにエザリア・ジュール・・イザークの母と再会した。









Hypocrisy〜偽善〜












「お久しぶりです、エザリア様」


「ご無事で何よりです。もうプラントから離れないように・・」


「ですが!?私は・・オーブの者です」


「それは公式上でしょう?

 私達は貴女を受け入れる準備は出来ています。」




そうまるで実の母のように微笑み掛けてくれるエザリアの態度がの気分を少しでも軽減させた。


























「言い忘れていました。

 はこれから私達の家に住む事になりました。」




ジュール家でエザリアとお茶をしていたに彼女はそう告げた。


これはクライン議長ではなく、ザラ国防委員長の差し金だろう。


私をココに留めておくつもりか?


何のために?


―――脅迫まがいの協力か・・・?


2人の挨拶もなしにココに連れてこられたのはこういう訳があったのか・・・。






























次の日のニュースを見て、は驚愕し固まった。


親友・・ラクス・クラインの消息不明の報だった。



























「アスラン、いつから出港するのですか?」


『明日からです』


「そうですか。・・ラクスの事お願いしますね」


『えっ!?』


「あら?アスランは気付いていないのですか?

 この時期に休暇を早め出立という事はラクスの捜索という考えが妥当では?」


『・・そう、ですね』


「ですからよろしくお願いしますね」






アスランとの通信をそこそこには通信を切った。


















































クルーゼ・・時はあなたの赴くまま進んでいるようですね




















ですが、私はあなたにそんな事をして欲しくはないのです

























私も少し分かりますから・・・・




















他とは違うことで周囲の異質なものをみる反応





















私の父がそうでしたから・・・・・・























だから私は恋愛というものは一生できないと思っていた


























それなのにここにきて恋をした


























――――あなたに逢えて本当によかった









































<あとがき>
予告通り、イザーク出番なし。
ヒロインはザラさんに拉致られちゃってます。
いや、拉致られてあげてるのかな??
イザとの再会は当分先!?