9真夜中のゲーム1









「残った42名の諸君にあらためてあいさつしとこうかの

わしが今回のハンター試験審査委員会代表責任者のネテロである

本来ならば最終試験で登場する予定であったが

いったんこうして現場に来てみると


なんともいえぬ緊張感が伝わってきていいもんじゃ

せっかくだからこのまま同行させてもらうことにする」






(ネテロ会長・・・・『ハンター協会の審査委員会会長で、ハンター試験の最高責任者。

心源流拳法の師範でもあり、その実力はヒソカにすら測れない。

20年前から自称「約100歳」。とにかく正体不明の人。』

・・・か、案外侮れないわね。

果たしてどのくらい私の情報が流れているやら・・・・

堪えるわ〜。メンドクサイ。。。)

ネテロが話している間、はネテロについての観察を始めていた。

ネテロの話が終わると今度はネテロの執事らしき人が話し始めた。






「次の目的地へは明日の朝8時到着予定です

こちらから連絡するまで 各自

自由に時間をお使いください」












そこでどうやら解散になったようだ。

はこれからどうしようかと考えていた。






「ゴン!!!!飛行船の中 探検しようぜ」

「うん!!」

「う〜ん、・・そうね」





















それからたち3人は飛行船の中をくまなく歩き回っていた。

そしてほとんど探検しつくしたキルアたちは1番夜景が綺麗に見える

ガラス張りの窓の横のベンチにで座っていた。





「うわ すげ−−−」


「宝石みたいだね−−−−」


「えぇ、綺麗ね」



それから3人は黙り込んでしまった。

はその沈黙が心地よいと思っていた。

一方、2人は話題に困っているようだった。

その沈黙を遮ったのはゴンだった。




「キルアのさぁ・・・」

「ん−−−−?」



「キルアの父さんと母さんは?」

「ん−−−−−−?生きてるよ−−−多分」



「何してる人なの?」

「殺人鬼」



「両方とも?」

「あはははは 面白いな お前−−−」

「くすくすっ・・・。

(本当に・・・面白いわ。

そんな風に反せる方がこの世に何人いるか・・・)



それから1時間近く話していた。

キルアが家族全員殺人鬼とゆうことや親の期待に不満を感じてるとか

ハンター試験に行くまでの経由を聞いたりしていた。

(こんなに年の近い子とは話すの久しぶり・・・。

ホントにいろんな子がいるのね・・・・―――。)
































<あとがき>
約1ヶ月ぶりの更新!
久しぶりすぎて、ヒロイン喋ってくれません。
つぎはヒロイン動かそうか動かさないか・・・