Skill
「。今日は何処へ行くんだ?」
「・・・何ですか?四代目」
「酷いな、お父さんって呼んでくれて良いのにvv」
「・・阿呆か」
なにやら冷めた雰囲気を持つ少女と里の長である青年が玄関で言い合いを始めている。
この二人、実は親子。
まあ、親子と言っても血の繋がりはない。
簡単に説明すると、を四代目が拾ってきて、
そうこうしている内に何時の間にやらこのような関係が成り立ったと云う訳だ。
は十分一人で食っていける年になったから、親元を離れたいと言っている話は次の機会として。
「大体、最近 四代目の遣り方は横暴だ!!
この前も暗部を勝手に止めさせた所為で心配してきた人がいるっていっただろう!!
それにその性格が教え子に移って、私は迷惑しているんだ!!」
「そんなことないよ、。それに俺はのためにやっているんだよ。
あと、それは問題ないよ。に近づく悪い虫は俺が退治してあげるからvv」
「そういう問題じゃねぇよ!!馬鹿親父!!
私に嫁の貰い手がなくなったらどうしてくれんだ!!」
「やっとお父さんって呼ぶ気になんたんだね!!vv
でも、女の子がそんな言葉使いするもんじゃないよ。
それにそんなに心配しなくても、に貰い手がなくなったら、
俺が貰ってあげるから大丈夫だよ。」
なんだか何時までも討論が続きそうである。
それにしてもなんという親バカなのだろうか・・・。
多分この親子は誰にも止められないのだろう。
このまま、今日という日は過ぎ去ってしまったらしい。
ところで四代目は執務をこなさなくて良かったのだろうか?
<あとがき>
何のストーリー性もない短編夢です。
まあ、シリーズにも出来なくはないが。
壱拾萬打祝いとして皆様にフリー配布します。
注意事項はサイト内に書いてある通りです。
それではありがとうございました。